SONY、電子書籍事業(北米で)終了と、電子書籍に思うこと。

 

こんにちは、たけぞうです。

さて、SONYの動向ですが、こちらに書いたVAIOとBRAVIAの件も十分衝撃的ですが、更にアメリカでReader Storeの北米市場撤退が発表されました。

engadget
http://www.engadget.com/2014/02/06/sony-to-transition-its-reader-base-to-kobo/

このストア閉鎖で、ユーザーに対してkoboへの移行サポートがされるそうです。

また、日本のReader Storeでは、「今後ご提供予定のサービスのほんの一部をご案内」として、今年予定されている新サービスを紹介しています。
iOS向けの書籍コンテンツ対応、雑誌のサブスクリプション、PC対応等に言及されています。

さらに、西田宗千佳さんが取材した内容がtwitterで流れてますが、
https://twitter.com/mnishi41/status/431586531833167873

ソニーから電子書籍事業についての返答が来た。
・日本を含む北米以外では事業を継続。
(要は今まで通り。撤退は北米だけが対象)
・米国では昨年秋の新端末(T3)を導入してない。カナダではT3を販売中。
(すななち、昨年から実質的に北米は撤退状況だった)

https://twitter.com/mnishi41/status/431593973056946176

ソニーに電話取材したので補足。
・日本の電子書籍ビジネスはこれまで通り継続。
・端末も適切なタイミングで出す可能性がある。
(まあ、遥か先の新製品を予告するわけにはいかんので、こんな回答でしょう)
・海外事業は、展開済みの国々でのビジネス基盤拡大を優先。

との事。

Readerといえば、規模の優劣はあれどもKindle、Koboと並ぶ代表的な電子書籍サービスの一角なだけに衝撃的です。
(移行先が、あの社長のせいで日本でのイメージ最悪なKoboというのもアレですが)
北米の実情を知りませんが、それほどまでにKindleが強いのでしょうか。

ここしばらく、国内の電子書籍サービス終了が相次いでいました。
NTTソルマーレの「地球書店」2014/3/31までで終了。
ローソンの「エルパカブック」2014/2/24までで終了。
また、この手の話でで最初に話題になったのは、楽天の「Raboo」でしょうか。

いずれのケースも、コンテンツが読めなくなる恐れがある、コンテンツを所有したわけではなく読む「権利」を買ったに過ぎない、という事実をまざまざと見せつけてくれました。
自分は、電子書籍買いたいけど買えない人です。
理由はまさにこの「所有権が無い」事と、そこから派生するDRMの問題です。

結局、お金を出して手に入れた(つもりの)物が、自分の意志と関係なくある日いきなり手元から無くなりうるというのは、恐怖でしかないです。
紙の質感がーとか、インキの匂いがーとか、ページをめくった感触がーとか、ノスタルジックな気持ちもわかるけど、どう考えても電子書籍のほうが便利。
特に、雑誌のような読み捨てのもの、漫画のような大量に貯まるものは電子書籍に移行したい。でもお金出したのに自分のコントロール下に置けないっていうのはイヤなんですよね。
これが解決されない限り、電子書籍への移行は厳しいなぁ。

音楽に関してはiTunesで買うことは日常化しました。当初DRM付きで販売されていましたが、これは最悪一度音楽CDとして焼くことでDRM回避できるのと、既に「iTunes Plus」としてDRMフリーになっているので、安心感をもって利用できています。
違法コピーしたいってことでは無いですよ。常にリスク回避できる手段が欲しいということです。
電子書籍サービスはその意味でまだまだリスキーさが大きい。
サービスそのものには大きな期待を寄せているので、もっとユーザーフレンドリーになっていって欲しいところです。

Kindleあたり、どでかい事をぶちあげて欲しいなぁ。

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